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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

フリージング ヴァイブレーション Episode3「Mark IV」

脚本:赤星政尚 絵コンテ:羽多野浩平 演出:羽多野浩平 作画監督山崎淳、福世孝明

強くなるためにはドーピングも厭わないEパンドラたちの姿勢に越えようのないオリジナルパンドラの壁を思い知るが、だからこそ物語の悲劇性も高まるわけで。ラナとのいざこざからジーナが「Mark IV」の被検体となることを決意するくだりに同志であるアミリアへの思い遣りを含ませるなど、プロットの組み立てが堅実でスムーズに視聴できる。Mark IVの投与シーンから間髪入れずにサテライザーとの模擬戦へ飛ばすなど、1期シリーズに比べて展開が速く感じられるものの、どうせ重いのだからもったいつけないほうがずっといい。ドラマ的には、Eパンドラへ敬意を示しつつもMark IVに対する不信感を隠さないエリザベスがキーパーソンになっていて、彼女を裏主人公に据えれば筋が通りそうな気がしている。個性派揃いのキャラクターたちをいかに濃淡つけて捌いていくか、脚本の匙加減に注目していきたい。
ジーナの回想シーンのみで構成された次回予告に彼女の顛末が予想できてしまうけど、そんなストレートな筆致こそが本シリーズの魅力。
★★★☆