flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

キングダム2 第27話「決着の刻(とき)」

脚本:白石雅彦 絵コンテ:田所修 演出:ながはまのりひこ 作画監督久保翔

秦国軍本陣を挟んでの、信vs輪虎の若手同士と蒙ゴウvs廉頗の老兵同士の対決が同時進行する構図に燃える。まあ百戦錬磨の30歳代である輪虎は若手とは言えないけど、次代を担う才能であることは疑いなく。
飛信隊においては、右腕の重傷の治療をしてくれた羌カイを後方配置した信の計らいが良かったな。超回復した右腕に今なお癒えない羌カイの深手が託されていること、そして大局的な状況から予備隊200名を指揮できる器は羌カイしかいないという全幅の信頼、この二重の意味において。
廉頗による一騎打ちの申し出をあっさりスルーした蒙ゴウには、卑怯うんぬんではなく彼がこれまで築き上げてきた武将としてのスタイル、すなわち有能な部下を見抜く眼力とそれらを活かす人心掌握術が反映されており、むしろ潔さすら感じさせた。仮に蒙ゴウが廉頗の挑発に簡単に乗ってしまうようなタイプであれば、あの曲者である桓騎や王翦も従わなかっただろうと妄想。もっとも、一歩間違えば放任に繋がりかねないその指揮系統は、王翦の保身戦術が象徴するような危うさをも内包しているのだが。
★★★★