flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

フリージング ヴァイブレーション Episode11「Nova Crash」

脚本:赤星政尚 絵コンテ:渡部高志 演出:山内東生雄 作画監督:古澤貴文、福世孝明

ノヴァ化してマリア=ランスロットのクローン(タイプ・マリア)を取り込んだアミリアが、動力炉「フォトン・ジェネレーター」に侵攻。
本能で動いているはずなのに、タイプ・マリアを取り込む行動にはオリジナルパンドラへの憧れや嫉妬が、フォトン・ジェネレーターを狙う行動には自分たちを実験動物として使い捨てた人類への絶望が、そして高い聖痕適合率を有するサテライザーとの共鳴にはエリザベスを介しての友情が…と、Eパンドラだった頃のアミリアの意志の断片がボロボロと零れ落ちていくような描写の数々がキツい。これまでの物語を牽引してきたエリザベスが前面に出てこないので吸引力不足が気になったが、カズヤとラナの献身で正気を取り戻したサテライザーが主人公らしい強さを心身両面で見せてくれることを期待したい。エル=ブリジット家を介してのシュバリエ査察団の到着をエマージェンシーに溶け込ませた演出も、主役はあくまでもサテライザーたちであることを宣言しているようで好ましかった。シフォンの正体そして散っていったEパンドラたちへの本心が気になるところ。
科学者としての好奇心あるいはそれが行き過ぎた虚栄心とパンドラたちを救いたいという使命感のはざまで孤独だったスカーレット=大原の最期が、生々しく苦々しい印象を残したことを特記しておきたい。
★★★☆