flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

COPPELION 第12話「約束」

脚本:中村誠、小山知子 絵コンテ:金澤洪充 演出:横峯克昌 作画監督松本卓也、坂上谷悠介、植木理奈

これまでの展開を保健係の本分であるレスキューに収束させてきっちり盛り上げてきた。遥人を失って泣き崩れる荊の姿は、「委員長」として弱みを見せてこなかった強靭な意志がベースになっていたからこそグッとくる。また、遥人に対する特別な想いだけでなく、コッペリオンの同僚とはいえ人の命を救えなかったことが、彼女にとってどれだけ許し難いことであるかも雄弁に物語っていたように思われた。そんな荊を叱咤する葵にはもっとしっかりしてもらいたいところだけど、「委員長」の存在の大きさからして当然だろうか。同時進行でタエ子による息吹の出産介助というもう一つのレスキューを重ねる展開も、そもそもの設定に無理はあるものの、荊が牽引するストーリーを補強してくれた。あと、追い詰められた小津姉妹の温度差が興味深かったが、「人形」であることに絶望する歌音の境地は、ある意味で荊のそれと表裏一体的に感じられる。
★★★☆