flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

フリージング ヴァイブレーション Episode12「Shaft of Light」(終)

脚本:赤星政尚 絵コンテ:渡部高志 演出:羽多野浩平 作画監督:福世孝明、牛島勇二、古澤貴文

マリア=ランスロット由来のボルトウェポン「アンチ・ノヴァ」を展開したシフォンが、ノヴァ化したアミリアによる自爆を阻止する。シフォンの口ぶりからすると彼女も人間ではないらしく、罪を犯してきた人類に対する許しをアミリアに乞うていたので、ノヴァ側の使者的な存在と考えたほうが自然か。前髪を残して白髪化したアミリアを上回るかのごとく全体が白髪化したシフォンの姿は、アミリア以上の苦痛あるいは悲しみを背負っていることを想像させるが、残念ながら2人の交流がほとんど描写されていなかったので、感じ入るところは希薄だった。また、シフォンが常に笑みを浮かべていたのは、人間たちの中にあってその正体をマスキングするためのポーズが、みんなを守りたいという感情の萌芽とともに、ほんとうの意味での笑顔に変わったというところだろうか。…かようにあれこれ想像はできるものの、エリザベスが牽引してきたこれまでの熱さを根こそぎさらってしまうような自己犠牲は、デウス・エクス・マキナまでとは言わないけど脱力してしまったのが正直なところ。エリザベスの裏切りを許せなかった生徒会長としての責任感がアミリアを救った変化に至るまでの感情の動きを、少なくとも劇中描写から推し量るのは難しい。
★★☆