flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

フリージング ヴァイブレーション 総感

エリザベスがノーブレス・オブリージュ精神でもって裏主人公として引っ張るラス前までの展開は、エル=ブリジット家のいざこざでペースダウンしたものの、おおむね熱い展開の連続で見応えがあった。普段のエリザベスの超然とした姿からは想像もつかないギャップにしびれっ放し。また、彼女の意を汲んだアンドレとのパートナーシップも、限られた描写ながら魅力的なものだった。あれよあれよという間に表舞台に躍り出たエリザベスのおかげで、1期シリーズではやや散漫だった物語に芯が通ったように思う。主人公のサテライザーは先輩であるエリザベスに感化された印象はあるものの、1期よりは能動的に行動する場面が多くなったのは良かったかと。最終話では掘り下げ不足*1のシフォンが前面に出てしまい、それまでの展開がフェードアウトしてしまったように感じられたが、3期シリーズが実現して背景が詳らかになればプラスの印象に変わるかもしれない。いずれにせよ、1期シリーズよりはうんと楽しめた。
アクションを始めとする作画には精彩がなかったけど、1期で目立っていた暴力シーンも控え目だったので、総体として余計に地味な印象に終始した感じ。そのぶんストーリーの骨太さが補ってくれたが。
★★★☆

*1:もっとも、これから先の展開を考えると、シフォンの内面を意図的にぼかしていた可能性もあり。