flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

凪のあすから 第十四話「約束の日」

脚本:岡田麿里 画コンテ:佐藤卓哉 演出:菅沼芙実彦 作画監督:川面恒介、大東百合恵、小島明日香、川口千里

「おふねひき」の天変地異から5年後、地上に取り残されたちさきだけが成長し、月の巴日に中学生のままの光だけが帰還する、という展開。ドラマティックなモチーフにふさわしい好エピソードだった。
ひとりだけ変化を拒んでいたちさきだけが成長してしまうというプロットはなかなかに容赦がない。だからこそ、引き取ってくれた木原家に順応しつつも地元にとどまることを選択した姿に、「家族」というよりどころを求めてしまう弱さと彼女なりの精一杯の日々が想像されてグッときた。要への想いを振り切るかのように、都会に出て自立した女になる、と鼻息の荒いさゆと対照させているのも憎い。
大人になり始めたちさきや紡とリンクさせるように、海村の現存数など大局的な設定をつまびらかにしていく手際もいい。せっかくコールドスリープを下敷きに用いたのだから、光(まなか、要)とちさき、紡、美海との精神年齢の違いからくる齟齬によるドラマを期待。
それにしても、あかりと至、ちさきと紡と、男女のちょっとしたすれ違いをストレートに描写する脚本には身につまされて苦笑しきり。
★★★★