flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

マギ 第2期 第14話「隠された民」

脚本:吉野弘幸 絵コンテ・演出:春藤佳奈 作画監督:野々下いおり、西澤千恵、広尾佳奈子

魔法国家マグノシュタットにおけるヒエラルキーの真実。「黒い金属器」にまつわる噂に違わない搾取システムは、ルフという設定を通じて魔法という超常現象もまた万能ではないことを教えてくれる。だからこそ、マイヤーズが指南した格闘を交えた戦闘スタイルに意義があるのだと。そういえば11話で、モガメットが練紅覇を通じて「非魔導士(ゴイ)」に対する憎しみをあらわにしていたけど、魔導士側も非魔導士に迫害された歴史があるのかもしれない。それらすべてがアル・サーメンの掌中という気もするが。
何でもない市井のあれこれに感動してしまうティトスの姿に、シェヘラザードの扱いからして王宮お付きの魔導士ゆえの不自由があったのだろうと想像するが、自身とは正反対の立場で当たり前の世界に憧れる「5等許可区」の少女、マルガに共感する流れは、その内面的な危うさも含めて魅力的に映った。アラジンが超然と冷静な人物として描かれているからなおのこと。
★★★