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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ファイ・ブレイン〜神のパズル 第3シリーズ 第20話「星100個のジンに乾杯」

脚本:松井亜弥 絵コンテ:山崎みつえ 演出:鈴木輪流郎 作画監督:服部一郎、緒方美枝子、小山知洋、中島利洋

オルペウスの挑発に乗り、レイツェルはジンを救うために自身がファイ・ブレインとなることを選択する。これまで、カイトとフリーセルに対するノノハ(18話)、ギャモンに対するエレナ(19話)と、オルペウスの陰謀に立ち向かうパズラーたちへのサポーターの献身が強調されてきただけあって、レイツェルの孤独な決意の悲しさがいっそう浮かび上がる。
腕輪の条件としてオルペウスから課せられた「超空間迷路」を通じて現れる、カイト、ルークそしてレイツェルが仲睦まじくパズルを解く過去のビジョンが印象的。その後のオルペウスの態度からして、おそらく18話のカイトの両親、フリーセルの母親のように、ファイ・ブレインの子供たちを誘引するギミックの一環であったのだろうが、そこにジンの願望が介在していたのが感じ取れ、思わず涙してしまった。なぜならば、カイトとフリーセルの親はすでに他界してしまっているが、カイトとルークとレイツェルはまだ生きており、いくらでもやり直しができるということに他ならないから。それを同時に受け取った3人の決意に満ちた表情には、ジンの愛情あふれるメッセージが深く息づいているかのよう。
虚勢を張り続けるレイツェルの本質が現れたサブタイトルがまた泣かせてくれる。前回に引き続いての好エピソード。
★★★★