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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ファイ・ブレイン〜神のパズル 第3シリーズ 第23話「ふたりで!」

脚本:樋口達人 絵コンテ・演出:牧野吉高 作画監督:伊藤裕次、宮谷里沙、鈴木竜也、佐々木洋平、中島利洋

仲間たちを失ったことで頑なになったカイトはひとりでオルペウスに挑もうとするが、レイツェルに励まされふたりでパズルタイムに赴くことに。
これまでストイックな姿ばかり強調されていたレイツェルが、初めてカイトに見せた柔らかい笑顔に見とれる。それは20話で、ジンがオルペウスの幻覚を介してみせた、カイト、ルーク、レイツェルの仲睦まじい幼少期の表情が下敷きになっており、ジンの献身によって徐々にレイツェルの内面を覆っていた険がとれ、カイトの孤独に接近したことが読み取れる。
また、カイトにバーベキューをすすめたレイツェルには、4話の「おいしいものを食べればだいたいのことは解決する」というノノハのメッセージが、他のメンバーがいないところでレイツェルにカイトを立ち直らせたことの感謝を述べたアナには、6話の「ネコ友」エピソードが活きている。両エピソードの集大成ともいえるのがノノハを加えた「女子会」で、パズル以外のアプローチでレイツェルを変えようとした女性陣(アナ含む)のサポートの大きさを改めて感じさせるものだった。むろんそれらの前段階として、心配させたノノハたちに素直に感謝を述べたカイトの人柄があってこそ。シリーズ序盤から仕込まれていた、キャラクターたちの誠意が伝播していくストーリーが気持ちよかった。
★★★☆