原作ライトノベル未読。
天才ゲーマー「 」(空白)として名をはせていたニートでヒキコモリな空と白の兄妹が、全てがゲームで決まる異世界「ディスボード」に流される。
自信たっぷりな空の態度は、今風にいうといわゆる“俺TUEEEE”系なのだが、さほどの不快感は覚えなかった。兄になつく空が和らげてくれたような気もする。困った人を放っておけなさそうなところも王道。そんなキャラクター造形が、各所で指摘されているとおり、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の主人公を思い出させる。「10の盟約」が空と白にとっても足かせになる展開になれば面白そうだが。
現実世界はクソゲーと捨てセリフを吐いてくれた以上、本人が示唆したとおり異世界でゲーマー人生を全うしてほしいところだが、果たしてどうなることやら。
★★☆