flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

selector infected WIXOSS Episode 10「あの思いは漂着」

脚本:根元歳三 コンテ:佐山聖子 演出:高島大輔 作画監督:浅川翔、熊谷勝弘、直谷たかし、徳田賢朗、関口愛、酒井美佳、児玉亮

一衣のルリグとなったユヅキは、るう子とタマにバトルを要求し、セレクターとルリグの真実を明かすが……。
バトルに敗れ記憶を失った程度では人の本質は変わらないということを一衣が示してくれた。すなわち、これまで描かれてきたセレクター同士の友情が作品世界において不変であるということ。ユヅキの花代(現在の遊月)に対する「ありがとう」は、かつての自身のルリグの内面を思いやって涙できる、その優しさゆえに思えた。るう子とタマがそうであるように、一衣と緑子がそうであったように、また遊月と花代も友情で結ばれていただろうことは想像に難くない。
るう子と同じように一衣も自身の母親に「何を考えているか分からない」と言わしめたとおり、その願いが何であれ潜在的欲求の強さこそがセレクターバトルの栄養なのかも。遊月の願いが実現不可能で、一衣の願いが現実的であるとか、そんな区分に関係なく。
ユヅキの気持ちに寄り添うほどにタマとの距離が開いていくるう子。ルリグの役割を知らなかったというタマがセレクターバトル本来の行動原理から超越しているからこそ、システムとの折り合いを見せ始めるるう子が不安でならないということだろうか。そう考えると、不貞腐れるようにユヅキに背を向けるタマが空恐ろしくなってくる。
自分らしくあることが最上の願い、それこそがタマのメッセージと解釈するのは、いくらなんでもストレートすぎるだろうか。
★★★☆