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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第10話「皇帝(エンペラー)と吊られた男(ハングドマン) その1」

脚本:小林靖子 絵コンテ・演出:加藤敏幸 作画監督:石本峻一、Choi Hee Eun

シンガポールから海路インド入りしたジョースター一行。カルカッタで妹のかたきである「吊られた男」のスタンドに遭遇したポルナレフは単独行動を宣言するが……。
これまで一人で戦ってきたというポルナレフに「腰抜け」とののしられたアヴドゥルが返した言葉が秀逸。

「確かにわたしは恐怖して逃げた。しかし、だからこそ勝てると信じるし、お前は負けると断言できる。」

つまりは、一人ではDIOに歯が立たないからこそチームワークの必要性を説いていたのであって、そんなアヴドゥルによる忠告という名の「占い」を自ら破ることになったポルナレフの涙が重すぎるのは道理。また、能力的にオーソドックスなホル・ホースとの対照で神出鬼没なJ・ガイルの恐ろしさが際立つ。それは、ひとりよがりなポルナレフへの何よりの警告になっている。
第8話におけるジョセフによるテレビ念写のくだりでもそうだったが、ホル・ホースと対峙するポルナレフからアヴドゥルを襲った悲劇までのEDテロップの断続的な表示が絶妙で、劇伴音楽もあいまって間合いを演出する効果が感じられるのがすばらしい。
★★★★