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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

棺姫のチャイカ 第11話「偽りの姫君」

脚本:土屋理敬 絵コンテ:寺岡巌 演出:三浦陽 作画監督新井伸浩、大城勝、徳岡紘平、永作友克、橋本千絵

航天要塞ソアラ内。突如襲いかかってきたアカリに下層まで突き落とされたトールは、ズィータとヴィヴィに助けられる。3人はしばし協力することにし、チャイカたちを回収したのち要塞からの脱出を試みることに。
チャイカ一行とジレット隊の共闘は予想していたので、それを先取りするような今回の展開は、現時点では誤解もあるそれぞれの理解をうながす意味もありそう。サバターを嫌うヴィヴィをズィータが説得しつつトールとの間を取持つ流れで、これまで描写されてきたジレット隊の懐の深さがよく出ていた。
チャイカのほうは、レイラこと蒼いチャイカから、彼女ら「チャイカ」がつくられた真の目的を聞かされる。蒼チャイカの語りが白や赤に比べて流暢なのは、自称するように彼女こそがチャイカのオリジナルなのか、それとも単なる環境の違いなのか……。
白の目的が「皇帝(父)の弔い」、紅の目的が「故国の再興」、そして蒼の目的が「全てを仕組んだ者への復讐」。いみじくも蒼チャイカそしてギイが言ったとおり、「遺体」を効率的に集めるための「多様性の確保」の表れなのだろう。そして、皇帝(あるいはその復活をもくろむ者)が野心のため周到に用意した安全マージンが、皇帝自身の足元をすくいかねない展開になってきた感。
狭い要塞内を縦横無尽に生かしたトールとアカリによるダイナミックなアクション作画は、これまでで最高といっていい仕上がり。
★★★☆