flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

シドニアの騎士 #11「衝突」

脚本:山田哲弥

小惑星を飲み込んだ、シドニアの全長20倍、体積8000倍という巨大な奇居子集合体との死闘。
対惑星誘導飛翔体を小惑星に着弾させるまでに、衛人隊を二隊に分けて、邪魔な前衛の奇居子を排除しつつ、後方で推進源を構成する奇居子を殲滅するという壮大な作戦を、ダイナミックかつ緩急をつけて見せる。そこに紅天蛾の出現というイレギュラーが加わり、ヘイグス粒子砲で胞衣を除去することで飛翔体の進路を確保するという一か八かの作戦発動まで、スリリングな展開がぎっしりで片時も目を離せなかった。
前線の長道とイザナ、司令部の纈3人がみせるそれぞれの表情が、前回の基底湖観光を踏まえているからこそ印象的。僚機に的確な指示を出せるようになった長道、初陣で恐怖におびえるイザナ、そして臨機応変かつ大胆な決断力で徐々に小林の信頼を勝ち取っていく纈。特に纈については、若輩でありながら、前線の仲間たちの命を預かる司令補としてとしての覚悟がにじみ出ており引き付けられる。「シドニアが消えたら元も子もないわ」にはしびれた。
バトルアクションと人間ドラマがガッチリ噛み合っており、臨場感という相乗効果をもたらしている。直感的に戦況を把握できる顔写真と日本語によるディスプレイのおかげで、痛痒なくストーリーに集中できるのもすばらしい。
★★★★☆