flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

蟲師 続章―特別編―棘(おどろ)のみち

絵コンテ:長濱博史 演出:そ〜とめこういちろう、長濱博史 作画監督西位輝実、安彦英二、馬場充子、馬越嘉彦

とある山中で蟲の異常がみつかる。ギンコは、淡幽からの頼みで薬袋(みない)の蟲師であるクマドの現地調査に同行する。
最古の蟲師であり、かつ筆記者である狩房家に代々仕えるという薬袋の一族。蟲の探索のためにその魂すらも捨て去る異形の生涯。淡幽を守るために我が身を切り刻むようなクマドと、そんな彼を気づかう淡幽。それぞれ蟲により呪いを受けたふたりは、互いに不自由なその身を慈しむかのよう。そして、「お前にしか頼めない」とギンコにクマドの補佐を託した淡幽には、自分たちにない自由さと蟲への理解を持つ白髪緑眼の蟲師への憧れめいたものが見てとれる。
あの丘から“動けない”淡幽を要として、ふたりの蟲師が、まるで表と裏、陽と陰のように対置されていく。そんな蟲師という謎めいた生業の深淵に触れるには、当初予定されていた前後編よりも今回の1時間枠特別編のほうがふさわしいように感じられた。
★★★☆