ゾング基地を叩いた独立第八部隊は、川沿いの町、ウィシュペにて休息をとるが、そこにインゲルミア軍が侵攻してくる。サモンジとスズシロが不在のため、ウィシュペ出身のオクイ・マサルが指揮をとることに。
指揮に不慣れなオクイの奮闘ぶりがメイン。戦争を扱っている割には淡々としていて劇的な描写を欠くのだけど、キャラクター描写に不可解な部分がないからか不思議と退屈することはない。トキムネとジェイミーだけでなく、満遍なくレギュラーキャラクターの表情を拾っており、チームとしてのまとまりを感じさせてくれるゆえかもしれない。住民を避難させて最後はアルジェヴォルンの能力頼みという作戦にさほどの旨味はなかったものの、オクイの必死さはまずまず伝わってきた。
★★☆