CCG11区が「アオギリの樹」なる喰種集団に襲撃され捜査官は全滅。それを受けたCCGは大規模な組織戦を決定する。一方で、あんていくに万丈数壱と名乗る喰種が殴り込んでくる。
受難主人公と呼びたくなるカネキのやられっぷりが気の毒すぎる。肉を切らせて不殺を貫くという彼のアティチュードがよりそう思わせるのだが。行方不明になってもなお影響を及ぼし続けるリゼの存在感を要所々々で強調してくれるので、巻き込まれるばかりのカネキが重みを増す。だからこそ、救出の意志表示をしたトーカそしてヒナミに熱くなれた。助っ人として現れた月山がそんなムードをぶち壊してくれたが、カネキへの執着に関しては彼も負けていないか。
★★★