flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

東京ESP SCENE 10「慟哭のなかで」

脚本:加茂靖子 絵コンテ・演出:富久保彦 作画監督:飯飼一幸、関口雅浩、津熊健徳

傷心のまま街をさまよっていたリンカは、当局に捕まりESP収容施設に入れられる。一方で、南海の孤島から脱出できない京太郎は、美奈実から自分たちの親の死に関する真実を聞かされる。
教授の過去はそりゃ壮絶なもので、政府中枢にいる黒幕への復讐に囚われるまではいいが、それで「世界は私たちが支配する」(番宣CMより)は、いくら何でもこじらせ過ぎではないかと思った。一般人によるESP差別はこれまでにも描かれてきたので、私怨が肥大化して一般人への迫害に拡大したのかもしれないが、どうにもストーリー運びがギクシャクしており伝わりにくい。そもそも、ESP能力が体内から「光る魚」が離脱するだけで失われてしまう危ういものだから、リンカ側と教授側の対立構図そのものが陳腐なものに見えてしまっていけない。
それでも、ここ数話の修業から白い少女転落までの精彩を欠いたエピソード群よりは視聴に集中できた。いたたまれなくなるほど動かないアクションは、むしろないほうがいいのかも。
★★