flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

寄生獣 セイの格率 stage:3「饗宴」

脚本:藤田伸三 絵コンテ・演出:澤井幸次 作画監督:嶋謙一

日に日に「ミンチ殺人」の被害者が増えていく中、真相を知る新一はひとり悩んでいた。そして新一の学校に教師、田宮良子が赴任してくる。ミギーは彼女がパラサイトであることを察知するが……。
ひとりだけヒトとパラサイトのはざまに位置する新一、その内面的な葛藤に、容易に同族を感知できるパラサイトの能力が貼りつく。その一方で、パラサイトになくヒトにあるものはカニバリズムを非とする倫理観であり、そのせめぎ合いの結節点が新一の人格であるところに本シリーズのスリルがある。こともなげにAと交配したことを告白する田宮が、生物としての本能と知的好奇心が同居するパラサイトのアンビバレンツを体現し、それはヒトにも当てはまることを暗に突きつけているからこそ、新一の苦悩にリアリティが増す。面白い。
★★★☆