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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] #12「最後の選択」(終)

脚本:桧山彬、佐藤和冶 絵コンテ・演出:白井俊行、高橋タクロヲ 作画監督:須藤友徳、田畑壽之、茂木貴之、小船井充、青木拓也、清水慶太、石塚みゆき、菊池準也

士郎は凛からなかば強制的に「デート」に誘われ、セイバーをともなって出かけるが、そこにキャスターの恐るべき陰謀が襲い掛かる。
00話そして01話でも感じたことだけど、このゆったりしたペースには1時間枠のほうがしっくりくる。30分枠だとどうしても薄さばかりが気になってしまうというか。単純にスピードアップすればいいというわけではなく、作品世界に応じたリズムがあるのだと思う。
凛は相変わらず強引なふるまいだが、「エピローグ」で描かれたとおりの律義な一面があちこちにうかがえるので、不快感は全くない。彼女と士郎がそろって生真面目だからこそ、すれ違い衝突もするし、士郎は返しようもない借りに奮起せざるを得ない。そんな生硬い関係性にようやく好感が持てるようになった。
また、「聖杯」を目指すといいながらも、マスター、サーヴァントともにどこに向かって戦っているのかつかみにくく、ゆえに冗長さ散漫さを禁じ得なかった中盤から大きく立て直してくれた功労者は、ほかでもないキャスターだったように思う。ディーン版よりははるかに存在感がアップしていて、悪役であろうとも目的にまい進する彼女の視座が、シリーズを引き締めてくれた。茫洋としていた士郎が自身の本質と向き合い2クール目につなぐ足がかりの意味でも。
(総感は2クール目視聴完了後に書く予定)
★★★☆