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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

SHIROBAKO #12「えくそだす・クリスマス」

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:倉川英揚 作画監督:川面恒介、川村夏生、神崎舞人

【概要】
勢いで大物アニメーター、菅野のもとに赴いたあおい。そこで彼女は、動物作画の天才が武蔵野アニメーションに在籍していることを聞かされる。

【感想】
菅野のこともよく知らないし、身内である杉江のキャリアも知らない。最初はあおいの不勉強ぶりに違和感を覚えたものだが、年齢的に考えてさもありなんと思えるようになった。自分よりははるかに上の職人たちを色眼鏡で見ることをしないからこそ、あおいは菅野を動かし杉江を動かすことができたのかもしれない。武蔵野アニメーションにおける杉江が、本人が自嘲するとおり半隠居を気取って周囲に壁をつくっておれば、彼のキャリアを知っていたであろう木下や小笠原さえも口出しできない。ゆえに若い力がブレイクスルーのきっかけとなる、と。
杉江の陣頭指揮ににより士気がみるみる上がっていくスタッフたちの表情が最終話完成として結実する展開はカタルシスがあったし、スタッフ名を知らずとも若い世代にアニメーションのすばらしさが感覚的に受け継がれていく落としどころも、前半のクライマックスにふさわしいもの。
★★★★