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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ケイオスドラゴン 赤竜戦役 第九幕「九十九折」

脚本:會川昇 絵コンテ:島津裕行 演出:篠原正寛 作画監督:松本文男、木下ゆうき、本田創一、北原章雄

【概要】
真シロは祝ノリが赤の竜に授けられた力で作り出した還り人だった。その事実を知りつつも、真シロをどうすべきか決めかねる忌ブキに、混成調査隊と決別して自身の覇道に力を貸すように迫ってくる祝ノリ。そんな中、祝ノリをニル・カムイ実効支配のかいらいにしようとしたエマヌエルは、忌み嫌う還り人である真シロを強引に連れ去ってしまう。真シロを追ってドナティア大使館に駆けつけた忌ブキだったが、そこにはむごたらしい光景が広がっていた。
【感想】
これまでは主体性を欠いていた忌ブキのせいで散漫な印象があったものの、対となる祝ノリの野望にジョーカーである真シロの投入によって、腰が据わって面白くなってきた。破滅のために形だけの再生を志向する祝ノリに対して、葬送の意味合いで再び真シロを滅ぼした忌ブキの対照。そこに、露悪的にとどまらない生への賛歌がにじんでいたところがよい。つながれものとして限られた命を仲間のために燃やすエイハの生きざまが、あらためて忌ブキの決意を後押しする。
★★★