flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

オーバーロード 第11話 「混乱と把握」

脚本:菅原雪絵(ライトワークス) 絵コンテ・演出:倉谷涼一 作画監督:高原修司、宇津木勇

【概要】
エ・ランテルの冒険者組合でヴァンパイアの情報を得たアインズは、現地で停止したままのシャルティアを見て、彼女が精神支配を受けたことを察する。超レアアイテムをもってしても精神支配を破れなかったアインズは、その効果が「ワールドアイテム」によるものと断定。直ちにナザリックに戻ったアインズは、アルベドをともなって宝物殿奥にある霊廟に向かう。そこには、かつてのプレイヤーたちが作った「ワールドアイテム」が眠っていた。
【感想】
クライマックスになるであろうシャルティアとの一騎打ちの行方はそっちのけで、アインズと久々に登場のアルベドとのやりとりに魅了された。アルベド一人だけを霊廟に連れて行ったのは、ワールドアイテムを守護者たちに託すため統括の彼女に承知してもらう理由もあったのだろう。しかしそれ以上に、「至高の」プレイヤーたちが眠る場所でただ一人残ったアインズへのNPCたちの信奉が、アルベドの懇願でニュアンスを帯びていたところに引きつけられた。
アインズからの「お前たちの知識は与えられただけのものにしか過ぎないのだな」というセリフを理解できなかったアルベドに悲哀がにじむが、もはや彼女たちの忠誠心がプログラムされただけのものとは思いたくない。ナザリックの主を演じているアインズの本心がつかみにくいからこそ、涙を流してすがりつくアルベドの姿に揺れ動いてしまう。アインズの出来心で設定を書き換えられたアルベドが見せる豊かな表情は、少なくともいち視聴者にとっては意味があるものになったのだ。
★★★☆