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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

(新)牙狼〈GARO〉-紅蓮ノ月- 第一話「陰陽」

前シリーズ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』は視聴済。特撮版はすべて未視聴。

スタッフ

原作:雨宮慶太 監督:若林厚史 メインキャラクターデザイン:桂正和 シリーズ構成:會川昇井上敏樹 アニメーションキャラクターデザイン:海老原雅夫 プロップデザイン:新妻大輔 ホラーデザイン:後藤伸正 美術監督:滝口勝久 美術設定:高橋麻穂 色彩設計:中村千穂 撮影監督:浅川茂輝 CG監督:難波克毅 編集:廣瀬清志 音楽:MONACA 音響監督:久保宗一郎 音響効果:山谷直人 アニメーション制作:MAPPA東北新社

キャスト

雷吼:中山麻聖 星明:朴□*1美 金時:矢島晶子 藤原保輔浪川大輔 藤原道長堀内賢雄 蘆屋道満関智一 魔導輪ザルバ:影山ヒロノブ 稲荷(三狐神):鵜殿麻由、佐咲紗花、佐藤依莉子

脚本:井上敏樹會川昇 絵コンテ:若林厚史 演出:いがりたかし 作画監督:相馬満、高乗陽子

【概要】
時は平安。京の周辺では火羅(ホラー)と呼ばれる怪物がはびこり、夜な夜な人々を襲っては食っていた。人々の恐怖をよそに、最高権力者の藤原道長は都にさえ火羅が入ってこなければよいと意に介さない。一方で、黄金の鎧をもつ魔戒騎士の雷吼と従者の金時そして魔戒法師の星明は、人知れず火羅と戦っていた。仏師の純慶は究極の胎内仏を彫りたいという欲求から火羅に魅入られてしまう。
【感想】
中世ヨーロッパをモチーフにした前シリーズから一転して平安時代の日本をモチーフにした作品世界。陰陽道などのイメージから火羅の怪異にはうってつけの舞台に思えるのだが、キャラクターデザインに親しみやすい雷吼や星明の性格もあって、魔女狩りのような凄惨な背景に裏打ちされた前シリーズほどのうらぶれた空気は感じられない。もっとも、人の心の暗部に付け込んだ火羅を退治するという様式美は変わらないので、エピソードを重ねていくごとになじんでいくと思われる。
キャストの大半が前シリーズからの続投であることが興味深く、時代や地域が変わっても人々の弱き心に巣食う者たちそして彼らを退治する者たちの普遍的な存在を想起させてくれる。ひょうひょうとした星明が桂正和デザインもあいまって思いのほかチャーミングで、前シリーズのエマ・グスマンから印象が様変わりしていたのが収穫だった。
★★★

*1:王へんに路