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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

終わりのセラフ 名古屋決戦編 第18話「正義のツルギ」

脚本:瀬古浩司 コンテ・演出:金森陽子 作画監督加藤美穂、板倉健、管振宇

【概要】
無傷でルカル・ウェスカーのせん滅に成功したシノア隊と鳴海隊は、グレン隊そして相原隊と合流。苦戦した相原隊は多くの隊員を失っていた。グレン隊はシノア隊と鳴海隊とクローリーが巣食う名古屋市庁舎へと向かう。しかし、伝令役として残された相原隊の前にミカエラを含む吸血鬼部隊が舞い降りてくる。
【感想】
吸血鬼でありながら人間である優一郎をひたすらに追い求めるミカエラ、多数の部下を死なせてしまった責任から覚悟を決めた相原、初めてあいまみえた両者による一瞬の交流が生々しく目が離せなかった。
相原がミカエラを信じた理由が優一郎のニックネームだけとは心もとないが、絶体絶命においてグレン隊以下を助けるためにはあの選択しかなかったように思える。命乞いする芝居からミカエラへの攻撃を外して望みどおり敵の刃に倒れた相原、その忠義に向けたミカエラの言葉が容赦ない。しかしそれは、吸血鬼せん滅のために命を捨てる覚悟だった相原その人を肯定するものでもあったはず。交わりそうで交わらなかった両者がどこまでも重苦しいまま。
エピソード単位ではこれまでのベストといえるもの。しかしながら、初登場のサブキャラクターでここまで濃密なドラマになったのは命のやりとりが真に迫っていたからで、戦場でシノア隊のメンバーをここまで追い込むことができない作劇上の限界についても考えてしまう。
★★★☆