flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

終わりのセラフ 名古屋決戦編 総感

【総感】
力強い描線による陰影の強いキャラクター、対照的に輪郭がぼかされた背景と、作画まわりはとても魅力的。ただ、第1クール目の初回で期待させられたバイオレンスアクションの迫力はいま一つだった。月鬼ノ組あるいは帝鬼軍内の内ゲバ的な展開がメインだったので仕方ないが、主人公たちのシノア隊がさほど苦戦することがなく(まったく歯が立たないことは多かったけど)、スリルを欠いたのが正直なところ。それまでほとんど出番のなかったサブキャラクター、相原あい子の散りざまが印象的だった第18話が、シリーズのベストエピソードだったくらいなので。
それでも、名古屋に向けて吸血鬼たちを討ちに行く展開になって、ストーリー的にはずいぶんと見やすくなった。最終目標だったクローリーが依然として強大すぎるのは、「終わりのセラフ」がもたらすパワーインフレを予感させるが、この2クールではその入り口がちらついた程度に終わり不完全燃焼。
最終話の感想でも述べたとおりだが、フェリドに拘束されたクルルから何かを託されたかに見えたミカエラなど、ダイナミックな物語が紡げそうな下地はあると思うので、機会があれば続編を見てみたい。
★★★