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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #18「声」

脚本:根元俊三、岡田麿里 絵コンテ:久行宏和、大橋誉志光 演出:大橋誉志光 キャラクター作画監督:小谷杏子 メカニック作画監督:阿部慎吾

【概要】
クーデリアは自らの演説を全宇宙に生中継させギャラルホルンの本性を周知した。ギャラルホルン艦隊はイサリビに攻撃を仕掛けようとするが、統制局からの指示で中止する。しかし、クーデリアの所在がつまびらかになったことで地上への降下の手段を失ってしまう。そこに「モンターク商会」を名乗る仮面の男が「商談」を持ちかけてきたのだが……。
【感想】
ギャラルホルン内の各勢力に地球における政治的な思惑も表面化して、鉄華団を中心とした小ぢんまりとしたコミュニティにフォーカスしてきたこれまでとのギャップが大きい。それは、クーデリアが「責任」のもとに鉄華団の前面に出たタイミングと一致しているので、必ずしも遅きに失したとは言えないのだけど。覚悟を決めたグーデリアの一蓮托生にされたイサリビが物語るように、これまで鉄華団をけん引してきたオルガの存在感が薄くなってきたのは気がかり。
劇的に変わってしまったクーデリアに戸惑う三日月と変化に耐えるクーデリアを心配そうに見守ってきたアトラを結びつけたラストがよかった。クーデリアの身代わりとしてひどい目に合ってもなお気づかうことのできるアトラが、戦って守ることしかできない三日月をうながしたくだり。かつて知識だけでキスをしたクーデリアとは別人だからこそ伝わるものがある。
ラフタの「モヤモヤ」と第17話における三日月の「イライラ」の対置も特筆したい。クーデリアを引っ張ってきた鉄華団が彼女の覚悟に触れてそれぞれの責任を全うしようとする変化。兄貴(姉貴)分だったタービンズから弟(妹)分である鉄華団がひとり立ちしていく瞬間。いつまでも子供のままではいられないという。
★★★