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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #23「最後の嘘」

脚本:岡田麿里鴨志田一 絵コンテ:西澤晋、寺岡巌 演出:池野昭二 キャラクター作画監督:しんぼたくろう(中村プロダクション) メカニック作画監督:宇田早輝子

【概要】
蒔苗派の有力議員であるラスカー・アレジの手引きでアンカレジからフェアバンクス経由でエドモントンに鉄道で向かうクーデリアと蒔苗と鉄華団。そんな中、ビスケットたちの弔い合戦をうたうオルガに同調する子供たちにメリビットは複雑な思いを抱えていた。そして、列車の前にカルタ・イシュー率いるモビルスーツ3機が立ちはだかる。カルタはとある条件を突きつけてきた。
【感想】
ガエリオとカルタのみならず鉄華団も含めてすべてがマクギリス(モンターク)の手のひらの上。しかしながら、貴族の誇りを利用するマクギリスと貴族の誇りなど眼中にない三日月のせめぎ合いが透けて見える。近しい人物を言葉巧みに操るマクギリスとそのやり口が通じないであろう三日月のシンクロが、形骸化したギャラルホルンを過去のものにしていく。貴族として軽んじられる出自のマクギリスにとって貴族の誇りそのものがギャラルホルンを変える道具にすぎず、たどり着くべき場所にまい進する鉄華団との関係性が気になるところ。
リーダーとしての覚悟は示したものの依然として不安を隠せないオルガ。その背中を押し切るようにカルタの流儀を無視した三日月。あらゆる景色がメリビットの不安を押しつぶしていくようで恐ろしい。
ひん死のカルタを救ったのがガエリオだったのは、二人に対するマクギリスの扱いそのもので切ないが、そこに敵と断罪する三日月の視点が加わることで容赦ないものになっていた。マクギリスの次なるカードであるアインの登場が待ち遠しいが、阿頼耶識システム同士の戦闘がさらなる悲劇を予見させる。
★★★