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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

牙狼〈GARO〉-紅蓮ノ月- 第二十一話「対決」

脚本:和智正喜 絵コンテ:永居慎平、サトウシンジ 演出:山口美浩 作画監督:小畑賢、永吉隆志、桐谷真咲、坂由香里、服部ますみ、松下純子

【概要】
袴垂の兄、藤原保昌が、ルドラの依代となった星明に切り殺されてしまう。雷吼が使えないことに業を煮やした番犬所は、袴垂に星明の殺害を命じる。そして、兄殺しの犯人を知った袴垂は、星明を殺す覚悟を決めた。ルドラの中の星明が生きていることを信じる雷吼は、袴垂を止めようと立ちふさがる。
【感想】
前シリーズ『-炎の刻印-』のレオンとアルフォンソをほうふつとさせる雷吼と袴垂の決闘。しかしながら、今回は黄金の鎧をめぐってではなく星明の命をかけての。雷吼と袴垂のそれぞれが自身の鎧に誇りを持っているであろうことは、魔戒騎士となったいきさつからも分かるし、貴族の身分を捨てて民のために動く共通性からもうかがえる。

  • 「悲しみは諦めにあらず」(第20話)
  • 「怒りは憎しみにあらず」(第20話)
  • 「慈しみは執着にあらず」(第21話)
  • 「諍(いさか)いは敵対にあらず」(第21話)

赫夜が発した言葉の数々は、自身の感情あるいは欲望と向かい合うことができる人の強さ、すなわち雷吼が示す希望を表しているように感じた。雷吼による道長評のとおり、己の欲望のためには人々の犠牲をもいとわない者たちへの愚直なカウンター。星明とたもとを分かった理由もそこだっただけに、雷吼の信念が星明を救う展開が静かに熱を帯びてくる。
道満と道長と番犬所の三すくみ構図も見ごたえがあって、彼らにほんろうされつつも自身の信念を貫く魔戒騎士たちがドラマティック。とりあえずは番犬所の指令を受けた袴垂の動きが気になるところ。
★★★