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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第20話「山岸由花子はシンデレラに憧れる」

脚本:ヤスカワショウゴ 絵コンテ:藤本ジ朗、津田尚克 演出:藤本ジ朗 作画監督:CHA MYOUNG JUN

【概要】
康一を思うだけでは満たされなくなった山岸由花子は、エステ店「シンデレラ」の前で足を止める。オーナーでエステティシャンの辻彩から、恋が実るメイクをしてあげると誘われた由花子。エステの効果はてきめんで康一といい雰囲気になる由花子だったが、わずか30分しかもたないのだった。怒り心頭でシンデレラに戻った由花子に、彩はさらなる術をほどこすのだが……。
【感想】
彩に隠さない凶暴性のとおり表面的には変わってないふうな由花子だが、女の子っぽい康一の嗜好を肯定してみせるなど、彼を監禁した頃からの変化も見てとれる。そして、シンデレラの能力に逆らうかのように康一が由花子のかばんを間違えて持ち去ったくだりは、すでに由花子の外面ではなく内面にひかれているからとも解釈できそう。
スタンド使い同士がひかれ合うこれまでのパターンを踏襲しながら、今回は康一への恋心ゆえの必然として辻彩に相対する由花子の構図が魅力的だった。女性のスタンド使い2人によるエステ店内というシチュエーションが、要所におけるアルフォンス・ミュシャの作品を思わせる一枚絵そしてキャスト陣の好演もあいまって、なまめかしいことこの上ない。
由花子がさらけ出す外面的な美しさから醜さへの転落は、まさに彼女が体現してきた人物像そのものといった感じ。ゆえに、康一からのアンサーでもって内側から修復されていくクライマックスがきれいだった。エステティシャンでありながら魔法使いを自称する彩のキャラクター造形も秀逸。
★★★★