flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

不機嫌なモノノケ庵 九ノ怪「隔段(カクダン)」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:岩永彰 演出:高本宣弘 作画監督:Heu Hye Jung、Choi Nak Jin

【概要】
芦屋がジョウマツからの依頼を受けている間に安倍が請け負っていたもう一つの依頼。それは人間の娘からのものだった。娘の屋敷の部屋にとりついた妖怪をはらおうとする安倍だったが、娘が部屋の扉を開けた瞬間に逃走してしまう。そのころ、芦屋は娘の母親から妖怪はらいへの疑念を向けられていた。
【感想】
妖怪からの依頼だった前回と人間からの依頼である今回は対になっていたと思う。芦屋と安倍が妖怪を可視化できる以上、現世で迷った妖怪たちから歓迎されることも多かろう。しかしながら、妖怪を見ることができない人間たちにとっては、妖怪が見えるという人間たちはうさんくさく感じられてもやむを得ない。現世と隠世の境界に位置しながら、現世で仕事をする物怪庵の宿命ともいえそう。
もっとも、そのいら立ちを飲み込みながら使命を果たす安倍の内面が見えにくいので、いかに芦屋の妖怪に対する情の深さをもってしても、全体が薄味に感じられてしまう。両者の理解者となりうる禅子のリリーフがほしいところだが。
★★☆