flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

不機嫌なモノノケ庵 十一ノ怪「紫陽(シヨウ)」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:福島利規 演出:サトウ光敏 作画監督:Kim Yoon Jung、Lee Jong Kyung

【概要】
ノボウを隠世に祓った芦屋と安倍のもとに、猪柄嶽夕日滝翁神という現世に居ついた妖怪が依頼にやってきた。それは、現世で視力を失った妖怪、トモリを隠世に送り届けるというもの。さっそくトモリのもとを訪れた芦屋と安倍だったが……。
【感想】
遠まわしに視力を欲したトモリに不穏なものを感じてしまったが、過去エピソードに登場した妖怪たちに悪者はいなかったことを思い出して考えを改めた。主題はあくまでも妖怪に感情移入しすぎる芦屋の危うさということで、トモリはその試金石と解釈したほうが自然に思われる。妖怪が見えなくなっても妖怪のことを記憶したままの芦屋が痛々しく、彼を突き放した安倍の真意をくみ取りつつも、優しい作品世界にふさわしいハッピーエンドを期待してしまう。久々に登場した芦屋母によるお約束(花言葉による息子へのエール)に温かい気持ちになれた。
★★☆