flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

orange LETTER12

脚本:久尾歩 絵コンテ:松尾衡 演出:富沢信雄、球野貴裕 作画監督古賀誠藤田まり子、山田勝

【概要】
大みそかの一件から菜穂を避けるようになった翔。菜穂は手紙のメッセージのとおり翔に謝るのだが……。
【感想】
これまでの物語へのアンサーのように振り返られる翔の苦しい内面。菜穂に見せるデリケート極まりない態度の理由に胸が張り裂けそうになる。自分に相談せずに物事を決めてしまっていた亡き母親。親の心子知らずを痛感しても時すでに遅し。菜穂の謝罪を拒絶するわけではなく何ごともなかったように振る舞う姿に、翔が抱え込んだ絶望の深さがにじむ。
だからこそ、臆することなく翔に飛び込もうとする菜穂の勇気に打たれた。翔の幸せを考えて遠慮するよりも翔の命を第一にという不器用な原点回帰がまぶしい。10年後に5人が至った発想はあまりにも非現実的なものだが、そうせざるを得ないという真心が奇跡を起こしたのだと信じたい。
★★★☆