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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第36話「アナザーワン バイツァ・ダスト その2」

脚本:ヤスカワショウゴ 絵コンテ:加藤敏幸、津田尚克 演出、江島泰男、西島圭祐 作画監督:小美野雅彦、千葉山夏恵、仲敷沙織、芦谷耕平、石本峻一、馬場充子、西位輝実

【概要】
キラークイーン第3の能力「バイツァ・ダスト」が仕込まれたことを自覚した早人は、7月16日の朝に戻るというループに何とかしてあらがおうとするが、運命はもはや変えられないのだという。いつものように露伴の最期を見届けるしかなかった早人の前に見知らぬ男性4人が現れた。露伴と同じようなスタンド能力者らしい彼らが自分を探していたことに気づいた早人は……。
【感想】
逆再生版OPについて。川尻(吉良)が起爆してのバイツァ・ダストの能力を表していることはもちろんだが、通常版ではうつむくしかなかった早人が、なすすべもなく巻き戻されていく仗助たちとは反対に、顔を上げる動きになっていたところが目を引く。すなわち、バイツァ・ダストが支配する世界にただ一人逆らうことができる人物としての演出と解釈した。スタンド使いですらない早人はちっぽけな存在だが、そのわずかなほころびが川尻にとっての脅威すなわち杜王町にとっての希望となりうるのだと。
繰り返される7月16日の朝、ティー・セットが割れるくだりと、しのぶへお出かけのキスをするくだりのバリエーション。変えることができない運命と川尻がうそぶくからこそ、早人による精いっぱいの抵抗が際立つところ。もっとも、ケガの功名とばかりストレイ・キャットから身を守ることになった悪運の強さは、このループ世界がまだまだ川尻の掌中にあることを示すもの。若干11歳の子供に自死から殺人までを決心させるバイツァ・ダストの狂気と絶望。早人の頑張りに応えた仗助たちの逆襲に期待せずにはおれない。
★★★★