flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

カブキブ! 十幕目「家は末代 人は一世」

脚本:大場小ゆり 絵コンテ・演出:ボブ白幡 作画監督:服部憲知、柳野龍男、金明心、金正祐

【概要】

仁の祖父、白銀屋こと小澤静寂に招かれた黒悟と新。梨園の名門を前にしてもふてぶてしい態度を変えない新に黒悟はハラハラ。文化祭での『三人吉三』をビデオで見たという静寂は、新と仁にその一場面を演じてみるようにと言い出すのだった。

【感想】

高校生の部活動に梨園の名門が介入する、そこに違和感を覚えないのは、連綿と続く歌舞伎の伝統を黒悟たちによるカブキ同好会がリスペクトしていたから。初心者にもその魅力が伝わるようにとの歌舞伎の翻案が静寂に感銘を与える、名門ではなしえないアイデアは高校生による歌舞伎活動という手探りのたまもの。そんなケミストリーをきっかけにカラオケボックスで気勢をあげての黒悟の家での静かな年の瀬というギャップ、こともなげに衝撃の事実を披露する新がほほえましい。同じ歌舞伎のサラブレッドでありながら奔放な新にいら立つ仁に、若者らしく楽しむべきだという静寂のセリフが響いてくる。

★★★