flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ID-0 DIG 10「縮退履歴 COMPRESSED SIN」

脚本:黒田洋介 絵コンテ:須永司 演出:金子祥之 2D作画監督:菅野千愛

【概要】

ケイン・アリスガワの研究施設では仮面の男がイドを待ち受けていた。仮面の男はイドの出自を明かすとともに、アダムス・フォン・シュヴァリエという自身の正体も明かすのだった。イドたちをだましてアダムスのもとへ連れてきたカーラは、念願の肉体への転移を果たすが……。

【感想】

それぞれ業を秘めたイド(ケイン)、アダムス、カーラの三すくみが見どころ。人類の9割を犠牲にしようとしたケインの本心が研究者としてのエゴのみだったのか、ケインに嫉妬を燃やしつつも人類を守ろうとしたアダムスに同情すべきなのか、現段階では分からない。もっとも、エスカベイト社の掘削稼業に染まってしまったイドのパッションがカーラに伝染するくだりは、いわくつきの過去を持つ者同士だからこそ熱いものがあった。記憶をなくしてしまったからこそエスカベイト社のイドであることが彼のすべて。肉体を捨てきれなかったカーラの弱さすらもクローン体しか残されていないイドが肯定してくれる。失うものなど何もないイドの心残りがアリスだったという深層意識の開陳に泣けてきた。

★★★☆