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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

異世界食堂 第五話「カツ丼」「プリンアラモード」

脚本:神保昌登 絵コンテ:西田正義 演出:田仲マイケル 作画監督:津熊健徳、皆川愛香利、服部憲知、島崎望

【概要】

「カツ丼」: いつもカツ丼のみをオーダーするライオネル。そのいきさつアレッタに語りだす店主。四英雄の一人であるアレクサンデルに敗北したことで剣闘士に身をやつしたかつてのライオネルは、先代店主が切り盛りしていた洋食のねこやの扉に入ったのだった。

「プリンアラモード」: デザートのメニューのみ描き手が違うことに気づいたアレッタ。それにもいきさつがあった。公国の姫であるヴィクトリアは、ハーフエルフという特殊さから表舞台に出ることなく魔術の研究にいそしんでいた。そんなヴィクトリアの息抜きは七日に一度現れる扉だった。

【感想】

いずれもアレッタの疑問を起点とした古いお客のエピソード。さらには、ライオネルを倒したアレクサンデルと魔術を極めるヴィクトリアのハーフエルフという共通点。前回のガガンポとファルダニアもそうだったが、単なる二本立てではなく相互にゆるやかな関係性を持たせているので、洋食のねこやで舌鼓を打つ客たちの反応がいっそう味わい深いものになっている。扉の手前でファルダニアとすれ違い入場したヴィクトリアににじむハーフエルフならではの苦悩を、その後のプリンアラモードでみごとに氷解させる手際の鮮やかさ。洋食のねこやは、姫として表に出られないヴィクトリアのとっておきの隠れ家。