flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

サクラクエスト 第19話「霧のフォークロア」

脚本:入江信吾 画コンテ・演出:本間修 作画監督:鍋田香代子、髙橋瑞紀、Ryu Seung-chul、柴田ユウジ、寿門堂

【概要】

三種の祭具の一つである「吊り太鼓」を探すため、廃校になった中学校にやってきた木春たち。そこに緑川の父親である巌とばったり出会う。体育倉庫にあった吊り太鼓は、大きく損傷してしまっていた。一方で、役者活動のために大学を中退した緑川は、巌とぎくしゃくしたまま。来年の春に向けて瑞池祭り実行委員会(仮)が発足する中、緑川は母親の誕生日祝いのために久しぶりに実家に戻るが……。

【感想】

緑川が抱える役者への未練は、香月のITスキルと違って、直接的に観光協会の役に立っているわけではない。せいぜい「龍の唄」を再生しようとする織部への助言くらいで、アルバイトで身につけたDIYスキルのほうが生きている。しかしながら、これまでのエピソードで描かれたとおり、新旧さまざまな要素を飲み込むことが地方活性化であれば、間野山にあって役者を目指す緑川のような人材もその一つといえるはず。何よりも住んでいる人たちが前向きで生き生きとしていること。国王として走り回りながらその先の展望が見えない木春そして父親からのエールが、迷える緑川を介して染みてきた。