flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

時間の支配者 episode 08「事実と虚構」

脚本:横手美智子 絵コンテ:黒田晃一郎、渡辺純夫 演出:黒田晃一郎 作画監督:山田勝、出野善則、劉雲留

【概要】

クジュールに到着したヴィクトたち。記憶と変わらない風景を懐かしむヴィクトは、街医者の夫婦であるアレクとイフに驚く。二人を死んだはずの両親と主張するヴィクトは、アレクとイフに感情移入していく。一方で、アレクとイフの存在の原因が時間の逆行であると考えた霧は、そんなヴィクトにいら立ちを覚える。

【感想】

失われるばかりの時間を求めるヴィクト、その願いに応じるかのように、巻き戻された故郷が現れる。あまりにも出来すぎの展開がもたらすグロテスクさ。アレクとイフに見せるヴィクトの態度がルーツ探しのための芝居だとしても、幼少時代になしえなかったであろう両親へのリスペクトがそこかしこに感じられた。父親のことを案じる霧と両親に悪態をつきまくる幼少期のヴィクトを比べると、時間を越えての父子のすれ違いが何ともほろ苦く。