flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

バチカン奇跡調査官 Ⅻ.「シンフォニア」(終)

脚本:水上清資 絵コンテ:米たにヨシトモ、永居慎平 演出:則座誠、永居慎平 作画監督中山由美、都築裕佳子、小松沙奈、林あすか 徳田夢之介、小松香苗

【概要】

闘病生活を送っていた平賀の弟、良太の容体が急変する。薄れゆく意識の中で、これまでの人生を振り返る良太。幼くして死にとりつかれた良太に影響を与えた人物は、ヨゼフ・ルコラス・バートリッチといった。

【感想】

科学者でありながら奇跡を求めてやまない平賀の原点として、第5話「天使と悪魔のゲーム」の対となるエピソード。ジョン・ブリーケットに良太を重ねることで、現代科学ではどうにもならない奇跡を追い求める平賀のスタンスが伝わってくるようだ。そして、ヨゼフと良太を介したからこそ生まれた平賀とロベルトのパートナーシップも奇跡に違いないと。平賀の願いを代替したジュリアを「悪魔」とするのは早計かもしれないが、生と死が清濁をともなうものだとすれば、きれい過ぎないバランスでよかったと思う。フルサイズ版『サクラメント』によるクロージングに、推理やホラーにとどまらないシリーズの本質が感じられた。