脚本:菅原雪絵 絵コンテ・演出:ソエジマヤスフミ 作画監督:幸野浩二、永田陽菜、甲田菜穂、芳山優、稲田真樹、桑原直子、もりやまゆうじ
【概要】
キノとエルメス、シズと陸とティー、彼らが訪れるいろいろな国について。
【感想】
ロードムービー的なシリーズの特性からして、こういう軽めなショートエピソードのパッチワークは見やすくてありがたい。その中でも、サブタイトルに皮肉がにじむ「美しい記憶の国」が興味深かった。たとえ自身に向けた手紙や絵が残っていても、エルメスが信頼できる相棒だからこそ、かろうじてその美しさが後付けの記憶として固定される。