flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

テレビアニメOP10選 2017 

15本ほどの候補から絞り込むのに悩んでしまった。掲載はおおむねオンエア順。


ガヴリールドロップキック』 / ガヴリールドロップアウト

堕天もとい駄天するガヴリールから、メイン四人の持ち味がふんだんな掛け合いのにぎやかさ、猫をかぶったような冒頭への回帰もとい開き直りまで、せわしない映像と曲展開が作風にぴったり。


『Shadow and Truth』 / ACCA13区監察課

切れ味たっぷりな楽曲に乗せてドーワー王国13自治区のさまざまな文化が詰め込まれる。それでいて登場人物をスッキリと見せるセンスに脱帽。赤、黄、青など基調となる色のめまぐるしい変化が、さまざまな背景をもつ登場人物たちの内面や関係を示すかのよう。


『WeMe!!!!』 / MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang

ユニットお約束のコールによるスタートはご愛敬ながら、アニメの主題歌にしては珍しい曲調が妙にクセになる。メンバーそれぞれのイメージカラーにあわせて多用されるチェック柄がチャーミングなアクセントに。アイドルもののOPにありがちなゴージャス感とは一線を画した、気負わない洒脱さがかえって印象に残った。


ワンダードライブ』 / アリスと蔵六

これぞエレポップと言いたくなる弾むような旋律と演奏と歌唱が、外界に飛び出した紗名の高揚感をめいっぱい表現してくれるかのよう。『ふらいんぐうぃっち』OPに続く大畑さんお得意の右から左への行進と手拍子がほほえましい。駆けていく紗名の後ろ姿が誇らしく見える。


Tiny Tiny』 / フレームアームズ・ガール

元気いっぱいの映像と楽曲なのに不思議と切なくなってしまう。主人公とFAガールたちへ向けたどこまでも優しく温かい歌詞と歌唱がそう感じさせてくれるから。あおと轟雷が見つめ合うくだり、楽曲とのシンクロが極まっていて泣けるのだ。第8話からのバトルシークエンスの作画バージョンアップも忘れられない。


成るがまま騒ぐまま』 / 有頂天家族2

  • OPアニメーション:10GAUGE
  • 作詞・作曲:milktub 編曲:宮崎京一 歌:milktub

背景にスタッフクレジットを紛れ込ませるパターンは珍しくなくなったけど、ごちゃごちゃした京都の街にしぶとく生きる登場人物たちの姿と重なると、まったく違ったものに見えてくる。いちいち矢三郎にアピールするかのような弁天の動きがアクセント。パワフルな楽曲があいまった生命力あふれる映像作品。


One In A Billion』 / 異世界食堂

  • 絵コンテ・演出:木村泰大 原画:大島美和、美馬健二、松浦里美、岩崎亮、大平剛生、原口渉、へばらぎ
  • 作詞:藤林聖子 作曲:渡辺未来 編曲:R・O・N 歌:Wake Up, May’n!

パワフルな歌唱とキュートな歌唱によるコラボレーションがカロリーたっぷりな感じでユニーク。作風に合っているかといえば疑問もあるのだけど、畳み掛ける曲展開に乗せて舌鼓をうつ登場人物たちに納得させられてしまう。疲れたときのカンフル剤。


全力☆Summer!』 / アホガール

本編を反映してかせずか週替わりでコロコロ変わる映像の遊び心がバカバカしくも楽しいこと。いろいろあざといんだけど、「よしこだからしょうがねえな」と許してしまう(ほめてる)。


10% roll, 10% romance』 / ボールルームへようこそ(第1クール)

とにかく、シャープでスピーディーな作画と楽曲のシンクロによるダイナミズムの奔流に圧倒される。物語で描かれる競技ダンスのパッションが凝縮したかのような映像作品。すなわち、主人公目線を借りての高揚感そのもの。『ネト充のススメ』第10話でもあったけど、街行くガラス窓に映るもう一人の自分たち、というモチーフがお気に入り。


『鏡面の波』 / 宝石の国

  • オープニングアニメーション:面白法人カヤック 演出・絵コンテ:天野清之 プログラマー:中山祐平、永田俊輔 デザイナー:堀内秀 キャラクターモーション:森江康太
  • 作詞・作曲・編曲:照井順政 歌:YURiKA

カラフルな色や光に飲み込まれて損壊と再生を繰り返すフォス。その外面と内面が反射して移ろっていくような映像イメージ。幻想的なようでいて現実的、温かいようでいて冷ややか。ひとり歩いて(走って)いく後ろ姿でのクロージングは『アリスと蔵六』と似ているが、最終話まで見た今では印象が大きく違ったりする。


どれも普段の生活で思わず口ずさんでしまう曲ばかり。映像とともに大いに楽しませていただいた。