flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

2017年テレビシリーズアニメ話数単位10選

7年連続でエントリ。ルールは以下のとおり。

  • 2017年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
  • 1作品につき上限1話。
  • 思いつき順。順位は付けない。

寸評を書き足しましたが、詳細な感想は各項目のリンクをご参照ください。


リトルウィッチアカデミア 第2話「パピリオディア」

シリーズの主要な縦軸となる二人の原点。はちゃめちゃながらも一途なアッコと気高くもさびしげなダイアナの対照と対称を、幻想的なパピリオディアの飛翔が演出してくれる。長い時間をかけて羽化したパピリオディアは、変身魔法を生命線とする遅咲きのアッコを予言してくれたのかも。最終回における二人の共同作業での回収に泣けた。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/20170118/1484665249


この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話「この仮面の騎士に隷属を!」 

仮面に乗っ取られるという定番と屈強な肉体という器を生かし切ったバニルとの掛け合いに次ぐ掛け合いが、破滅願望という共通項そしてキャスト陣の好演があいまって最高に面白かった。捨て身のギャグがダクネスならでは。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/20170215/1487090359


AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- TRIP 6「メモリがいっぱい」 

(自ら生み出した)創造物との悲恋ものという、昭和のアニメや特撮を思い起こさせるお話。後述する『バチカン奇跡調査官』第5話にも通じそう。主人公に花を持たせるヒロインズのやられっぷりがあっぱれ。シリーズの持ち味であるいい意味でインスタントでチープな味わいが実に効果的。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/20170216/1487173753


BanG Dream!バンドリ!) #8「走っちゃった!」  

大切な人たちに背中を押されて抑えていた思いを加速させる姿。ブランクがある経験者を演出するドラムセットでの繊細かつ力強い作画芝居。スティックを落としそうになったときのキュートな苦笑い。沙綾のすべてがいとおしくなる。ぶっきらぼうな言葉で気づかってくれる有咲が温かくて。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/20170317/1489676593


ACCA13区監察課 第10話「空のない街に降る星」

渦中の人物としてさまざまな国から注目され感化されるジーン。そんな彼を案じるニーノとロッタを含めた三角関係。互いを敬愛するからこその感情のずれがデリケートに伝わってきて、恋心を吹っ切ったロッタに涙してしまう。ニーノが登場しなかったからこそ、彼の守護を感じずにはおられない。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/20170318/1489809478


サクラクエスト 第18話「ミネルヴァの杯」 

  • 脚本:入江信吾 画コンテ:倉川英揚 演出:筑紫大介 作画監督:鍋田香代子、辻智子、阿部美佐緒、高橋瑞紀、市原圭子、岩崎亮、福井麻記、末田晃大

たとえ風前のともしびであろうとも、そこに人々の生活がある限り文化は生き続ける。タブレットデマンドバスによるささやかなブレイクスルーに、文化人類学者が生涯を賭して残したものがしかと感じられた。合格証書よろしく開陳された「剣鉾」の重さは、シリーズに通底する生真面目さ。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2017/08/07/230652


プリンセス・プリンシパル #06「case18 Rouge Morgue」

架空ロンドンのはらわたに刻まれるドロシーのこれまでとこれから。父親への複雑な感情をブリッジとしたベアトリスとの連帯感がポイント。アンジェとプリンセスの連帯が目指す理想の背景として、シリーズのもう一つの縦軸となった。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2017/08/19/193139


バチカン奇跡調査官 Ⅴ.「天使と悪魔のゲーム」

  • 脚本:伊神貴世 絵コンテ:黒川智之 演出:奥野浩行 作画監督:小野和美、都築裕佳子、谷川亮介、林あすか、小松香苗

祝福という名の呪いを植え付けられた悪魔の子、ジョン・ブリーケット。彼の弱さももろさも優しさもすべて人だからこそ。呪いを祈りとなした生きざまが神の御業かどうかは想像もつかないが、平賀ならずとも奇跡を信じたくなる。そんな美しい物語。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2017/09/01/000400


TSUKIPRO THE ANIMATION #5「Back On Track」

  • 脚本:吉田玲子 絵コンテ:岩畑剛一 演出:吉田俊司 作画監督:渡邊一平太、 前場健次、 今泉竜太、和田賢人

男子四人によるグダグダ徹夜ドライブが楽しいこと。締まりがなさそうでいて、SolidSメンバーそれぞれのキャラクターとポジションがお仕事以上に伝わってきた。吉田玲子脚本だからか、『けいおん!』にも通じる愛着がわいてくる。パフォーマンス描写が少なくたっていいじゃないか。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2017/12/05/001000


ボールルームへようこそ Heat.21「扉(ドア)」

  • 脚本:末満健一 絵コンテ・演出:仲澤慎太郎 作画監督:名倉智史、植田実、大島貞生

多々良から主人公の座を奪い去るように表舞台に現出した千夏の鮮やかさ。リードとして振る舞ってきたゆえパートナーになり切れない気高さが切なく胸をかきむしってくる。むろん、自身の可能性を引き出してくれた多々良へのリスペクトあればこそ。インナーワールド的な描写はあまり好みではないけれど、本エピソードのそれにはうならせられた。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2017/12/18/210000