flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

昭和元禄落語心中〜助六再び篇〜 第五話

脚本:熊谷純 絵コンテ・演出:畠山守 作画監督:まい。、森本浩文

【概要】
念願だった八雲との親子会を歌舞伎座で披露することになり興奮を隠せない与太郎。そんな与太郎を評して「我がない」と不満げな八雲は、親子会での『居残り』に可能性を見いだそうとしていた。そしていよいよ、下座の小夏も含めての親子会が始まる。
【感想】
普段の強気が裏腹な緊張しいの小夏がかわいらしい。当事者である与太郎や八雲の代わりに高揚感を代弁しているようにも、来るべき不穏を予見していたようにも。圧巻は八雲による『反魂香』で、なまめかしく動く香の煙が落語と心中したいと公言する八雲にまとわりつき、みよ吉の姿をとることで死の匂いを想起させる演出に鳥肌が立った。煙の出所が復讐を口にしてはばからぬ小夏であり、それを八雲自身が望んだかのようなシチュエーションの閉塞感は、OP映像でも表現されたエロスとタナトス。落語を守り伝えてきた先人たちの魂を思わせるロウソクの火がまた示唆的。
★★★★