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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

昭和元禄落語心中〜助六再び篇〜 第十一話

脚本:柿原優子 絵コンテ・演出:木村延景 作画監督:森本浩文、まい。、川添亜希子、中山由美、細田沙織、大塚八愛、簾畑由美

【概要】
自宅の縁側で小夏とラジオから流れてくる与太郎の声を聞いていた八雲は、いつしか両側にロウソクの並ぶ木道に迷い込む。何とそこで二代目助六に再会する。
【感想】
二代目助六そしてみよ吉との別れという重すぎる十字架を背負いながら、八代目としての役割を全うした八雲。そんな彼を慈しみながら送り出すような三途の川手前の軽妙な筆致に泣けた。妻や子を持てなかった八雲が血縁のない「家族」に恵まれたのは、助六が託してくれた落語を後に伝えてくれたことへのご褒美だったのかも。助六とみよ吉に両側からエスコートされてのあの世めぐり。助六とみよ吉に先行しての三途の川渡りにおける松田のエスコート。あらゆる描写が八雲をいたわってくれるかのようだ。そして、望んでいた落語との心中を許されず天に召されることになった八雲の精神は与太郎たちが引き継いでくれる。現世から招待された小夏と信之助を前にしての『寿限無』は、満ち足りた八雲の境地そのものであろうと。
★★★★