flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

魔法使いの嫁 #12「Better to ask the way than go astray.」

脚本:高羽彩 コンテ・演出:長沼範裕 演出助手:河井ゆう美 作画監督:井川麗奈、高部光章、手塚響平

【概要】

リンデルに杖の仕上げをしてもらうチセ。完成した杖に触れた瞬間、チセは古竜のネヴィンと再会する。ネヴィンの前で言葉にできなかった思いを吐き出したチセは、杖の魔力でもってエリアスのもとに飛ぶのだった。

【感想】

チセのハンドメイドによる杖を仕上げるリンデルの歌、杖となったネヴィンからの示唆による気づき、そして自らを炎に包んでの居場所への飛行。表面的には寡黙なチセの情熱を表現するかのような演出の三段構えが見事だった。言葉が足りない部分を行動で示すチセはこれまでも描写されてきたけど、ネヴィンからの言葉そして眠りによって触れた母親の一面が、現在のみならず過去までも書き換えてくれるかのよう。それは、エリアスに対して踏み込めなかった臆病さとの決別でもある。チセの視界を借りて広がっていく世界がいとおしく感じられた。