flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ニル・アドミラリの天秤 第陸章「母の俤 -カワセミ-」

脚本:金春智子 絵コンテ:高橋順 絵コンテ・演出:岩永大慈 作画監督:吉田和香子、藤田正幸、柳瀬譲二、森悦史、石橋友紀恵

【概要】

ヨコハマの遊女が書いたという和綴じ本のことを聞いた翡翠のようすが気になるツグミ。その理由が翡翠の出生にあることを知ったツグミは何とかして遊女の本を読ませたいと動く。そこに現れた「ナハティガル」オーナー夫人の四木沼薔子は、遊女の本を入手したとツグミを誘うのだった。

【感想】

カワセミという美しい小鳥で翡翠と薔子の縁を、アサクサのせんべいとフランスから取り寄せた砂糖菓子でフクロウから外れてしまったツグミ翡翠を、不可逆性を示唆する万華鏡でツグミと薔子の断絶を、それぞれ象徴させる筆致の重ね方が実にスマート。登場人物の思いと小道具の数々がタペストリーのように編み込まれた好エピソード。