脚本:横谷昌宏 絵コンテ・演出:澤真平 作画監督:植野千世子
【概要】
新人戦の会場で遙は郁弥の姿を見る。旭と二人で後を追った遙だったが見失ってしまう。参加選手の中にその名前を確認した遙たちは、個人メドレーに出場した郁弥の泳ぎを見守るのだった。競技を終えた郁弥に会おうとした遙たちだったが、彼の姿はすでになく……。
【感想】
互いの脳裏に去来する美しい思い出が、遙と郁弥だけの再会をドラマティックなものにした。そして、遙以上に淡々とした郁弥のリアクションに時の流れを感じて胸が痛くなる。郁弥を遙たちから遠ざけようとするチームメイトの行動が、異物のようにチクチクと刺さってきた。