脚本:大野木寛 絵コンテ:西澤晋 演出:球野たかひろ 作画監督:Kim jin yping、安彦英二
【概要】
深刻な食糧不足に陥ったネオ翔龍。備蓄基地からのルートをB.R.A.Iが妨害しているのだという。輸送部隊の護衛にあたったパンドーラは敵の攻撃を受ける。ジークからの誘いを感知したレオンは、単機で部隊から離れるのだった。
【感想】
ネオ翔龍の人々を「家族」と呼ぶクロエのぬくもりが、ジークとの孤独な戦いに苦しむレオンのよりどころ。ネオ翔龍を守るために戦ってきたパンドーラの一枚岩に、これまでのエピソードの積み重ねが実感された。ひとりではないレオンのスタンスが、科学者としての好奇心を優先させたロン・ウーさらにはジークへのカウンターとなる。そこにセシルの一族が犯した過ちが重なってきて、人類反攻の炎が静かに燃え上がるよう。